今年はつながる一年にしたい。
たくさんの人と出会って、繋がりたい。
今も繋がっている人と、絆を深めたい。
おとわヒーローズ(Otowa Hero’s 英語教室)を立ち上げようと決心したのも、そこからだ。
もともと、3年前からSmile Projectという活動をしていて、海外で頑張っている大学生や若者を支援するオンラインイベントを運営していました。
最初は自分のオンライン英語教室をしようと、一緒の学校で働いていたフィリピン人のアシスタントティーチャーのジャイアに声をかけ、英語を教えてくれる人を紹介してもらったのが、この活動をするきっかけとなりました。
面接をしていると、大学の学費や子育てのために働きたいとか、家族の生活のために大学を辞めて今働いているけれど、もう一度大学に行きたいと、言うなれば、貧しくとも頑張っている人が多いことに気が付きました。
フィリピンの学生のアンナは自分で学費を稼ぐために来ました。たいていのフィリピンの学生は、多くの日本の学生のように遊んでいないそうです。
今は時給がよいコールセンターで働いている学生が多く、夜勤の後は寝ないで大学で学んでいるようです。
バンカー(銀行員)であり、育児もしているのに副業として英語を教えたいときたリザは、コロナ時代に旦那さまが仕事を失い、家でフィリピンの郷土料理を作って、露天販売をしながら家庭を支えてました。力強いです。どんなに苦しい時も、「ワハハ!」と大きな声で笑って、悪い気を吹き飛ばしてしまうほどエネルギッシュ。フィリピンで一流の大学を卒業。信頼できる私の仲間になりました。
美しい優秀生徒だった、エリッカ。彼女は家が貧しくて大学を中退していました。
「また、大学にもどって勉強したい。」と私のところに来ました。
私は当時、私もまた副業?で開業しようとしていたので、うまく起業できず、でも、何とか彼女たちに仕事の機会をつくりたいと思いました。日本にいる英語を学びたい人とフィリピンで英語を教えたい人を繋いで、日本円でフィリピンに送金できれば、少しはフィリピンで稼ぐよりよい給料が支払うことができる。そんな思いで月に2回ぐらいですが、彼女たちにオンラインで英語でプレゼンをしてもらって、それについて参加者が英語でディスカッションする国際交流のイベントを行うようになりました。
そんな中、「ミャンマーで日本語を習いたい女性がいるから、教えてあげて」と友人から依頼があり、私が無料で日本語を教えるかわりに、このプロジェクトに参加するという条件で私の元にやってきた女性、ツーも加わりました。
残念ながら、エリッカは、彼女が住むエリアが1年前の大雨の被害でネット環境が被害を受けたままの状態になっていて、政府もその資金を出さず、どこかの企業が援助してくれない限り、復旧見込みがないっということで、実際にネットがつながらないことが何度もあり、残念ながら、彼女から去って行ってしまいました。
いろんなことがあったけれど、アンナ、リザ、ツーはずっと繋がっています。そして、アメリカ人のマイケルやガーナ出身のギャビーもたまに顔を出してくれるようになりました。
まだまだ、色んな人達と繋がりたい。
今日はツーから「今、ミャンマーは徴兵制が導入されるかもしれないから、大変な状況なの。」とメールがきました。日本では考えられない状況です。
世界を見ないと日本で生活していることが、どんなに幸せなのか、感じとれない。
楽しいばかりではないけれど、彼女のことは何とか繋がって、援助できることはしたいと感じています。
さあ、おとわヒーローズ(Otowa Hero’s), これからどんな出会いがあるのか?
まずは、生徒さんが一人でもくれば、いいな。たくさん、繋がろう!
Kazumi