自分の意見をもつこと

私が最近、常に思うことは「英語が話せない。」のではなくて、「自分の意見がない。」から話せないのではないかということ。

私は今まで幼稚園に通っている子どもから大人まで、英語を教えてきました。(もちろん、中学校高校が一番長く教えているのですが…)

自宅で幼い子を教えていた時も、全部英語で教えていました。そんな小さな子さえ、自分が伝えたいことがあると、英語でなんとか伝えようと、身振り手振りで知っている単語を駆使して伝えようとする。

中学1年生も授業中もすべて英語で教えていたので、生徒たちは自分の意見を言いたいがために、全身で私に言いたいことを伝えにやってきました。

世界で英語で渡り合えるようになるには、どうしたらいいのか、一人の英語学習者であり、教える立場である私は考えることがあります。

多くの文化圏の方々と自分の意見を交わす機会が圧倒的に少ないように感じます。日常的な会話の練習はできても、意見の交換まで議論できる環境はあるのでしょうか。

マニュアルに書いてあることではなくて、自分はどう思っているのか。

私は若い時に、いや今でも、他国の方と話すと、彼らは英語の間違いに焦点を当てるのではなく、話している内容に注目している。黙っていると「あなたはどう思うの」と聞かれることさえあります。

文法や単語の暗記、長文の構文分析も大切ですが、「自分の意見をもつ」ことも大切にしてほしい。

そして、英文が間違っていてもいいから、伝わらなかったら伝わるまで話してみるとか、「わかってくれたみたいだけど、本当は違うんだ」というときは、いったん家に持ち帰って、落ち着いて英文を作って、再トライしてみたりと、伝えたいから努力する、そんな姿勢も大切だと感じています。

Otowa Hero’s では国際的な世界で大切な「自分の意見をもつ」ことを国際交流で少しずつ学んでいきます。自分とは違う考え方や価値観を持つ人を受け入れる姿勢、それだけではなく、自分から発信する力も育んでいきたいと考えております。

英語を学ぶともっと、自分の意見も具体的に言えるようになるし、相手が言っていることも、もっとわかるようになります。だから、学ぶんです。

たくさんの生徒さんがOtowa Hero’sにやってきてくれことを祈って!

出会えることが楽しみです。

Kazumi😊

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です