こんばんは!
おとわヒーローズ、講師のKazumiです!
私はおとわヒーローズの講師兼、運営をしながら、ある私立中高一貫校の英語の講師でもあります。
今日は、ある生徒についてお話したいと思います。
中学受験を経て、私の勤務校に入学した生徒たち。私は今年、中学一年生も教えることになりました!(中一、中3、高3を教えるって生徒たちの節目の時に授業をする役目かな…)
私の授業スタイルは「対話」なのかな?
とにかく英語でも日本語でも、生徒たちと「対話」することを心がけています。
今日は、”Are you from ….?”の文を練習。
1人ひとりに声をかけながら、そして、それをクラスの全体でシェアしながら、授業を進めていきました。
ほとんど、横浜在住の子どもたちなのですが、私立だから横浜市以外からも通っている生徒がいます。
鎌倉、川崎、逗子、藤沢…近隣の生徒もいれば、世田谷など、近隣とは言えないところから通っている生徒もいます。
でも、今日は結構遠くから通っている生徒がいました。私の実家がある秦野市の近くから通っている生徒。
「毎朝、朝何時に家を出ているの?」と聞くと、「6:10分です。」と…
私は大学卒業して某旅行会社の新宿本社で働いていたことがありまして、実家の秦野から通っていたんです。同じ時間の小田急に乗って。
その時に、どうみても私立小学校に通っていると思われる子どもが何人か同じ車両に乗っていて、座席に座るや否や、彼ら居眠りを始めるんですね。なんか中年のおじさんみたいに。
私は大学時代も、自宅から表参道まで通っていたので、通学がどれだけストレスになるのか、十分に知っています。
きっと、この生徒、学校が終わって、家に帰ってから宿題するのでさえ、かなりの体力を使うと思います。私の勤務校は、とても宿題が出ます。宿題だけではなく、小テストも各教科であります。
もしかしたら、この生徒、部活もできないんじゃないかな…
部活に入ったら、帰宅は8時超えちゃうんじゃないかな…
学校から家が近い子、横浜市内の生徒は、学校だけでなくたいてい塾にも通っています。
でも、この子は自宅があまりにも遠くて部活やっていたら、勉強が遅れてしまうのでなないかなっと、とても心配になりました。
私も、大学時代、通学が大変だったし、家もそんなに裕福でなかったので、働きながら大学へ通っていました。もう、体力が続かなくて、レポートも、テストも、倒れそうな感じでやっていたんです。
新宿の旅行会社の時も、ほぼ始発で出勤し、帰宅はほぼ終電だったので、はっきり言って続かなかった💦
いつも思ってたことがあります。
「生まれ変わったら、学校も勤務場所もすぐ近くの自宅に住みたい」って。
だから、わかるんです。学校、勤務地が遠いと精神的にも、体力的にもどんなにしんどいのかを。
とても、私はこの生徒を応援したい。そして、もう一つ、この生徒に言いたい。
「何か好きな事、やりたいことをなしとげるためには、根性だけでなく、いかに困難なことに対して解決策を考え、実行するか」ってことを。
そんなに遠くから中学に通っていて、はたして6年間、続けることはできるのか?
長い人生、根性だけでは乗り越えられないこともあります。
私は、大学も旅行会社勤務も辛くて、たぶん、自分の能力を100%、投入できなかったと思います。
その後、勤務した公立中学校は、家からすぐのところで、若かったこともあるけど、生活全部学校業務に集中できました。疲れたら、自宅に帰って寝て、また学校もどって仕事していましたから…没頭しすぎかもしれませんが??だからこそ、やりきった感はあります。後悔なしです。
それに、当時はそれが、幸せでした。誰にも止められない感じでね😅
おとわヒーローズも、家が学校から遠い生徒で、こんなに頑張っている生徒のために、多分、塾にも通えない子どもたちのために、オンラインも実現できるよう計画してみようかな??
Kazumiでした😊❤️